コンビニ店員に逆転無罪 15歳にたばこ販売「未成年とは気付かなかった可能性」 コンビニ「ローソン」の香川県のフランチャイズ店で2013年、当時15歳の少年にたばこを販売したとして、未成年者喫煙禁止法違反の罪に問われた男性店員(44)と店舗の控訴審判決で、高松高裁(半田靖史裁判長)は15日、一審判決のうち店員を有罪とした部分を破棄して無罪とし、店舗については無罪を支持して検察側の控訴を棄却した。 判決は「少年は成人でもおかしくない身長で、制服も着ていなかったため、未成年とは気付かなかった可能性がある」とした。 昨年10月の一審丸亀簡裁判決は、にきびがある少年の容貌などを基に「一見して未成年と分かるのに、レジ対応の忙しさなどから身分証を確認せず販売した」と判断し、店員については求刑通り罰金10万円とした。 一方、指導や監督責任を問われた店舗に関しては年齢確認システムの導入などから無罪(