発車直後の新幹線です。ドアの足元には、車椅子用のスロープ板が…。と、そこに、ホームに立っていた清掃員が足で受け止めました。 清掃員:「これ付けたまんま」 スロープ板を付けたまま発車という事態。その場に居合わせた撮影者は困惑したと言います。 起きたのは、東京駅の新幹線ホーム22番線。北海道の新函館北斗駅行の列車でした。なぜ、そのまま発車してしまったのか。撮影者はある疑問を投げ掛けます。 撮影者:「最後尾の先頭車両の所に車掌さんが乗っていたが、ちゃんと顔を出しているのにもかかわらず見えていなかったのかなって」 スロープ板があったのは、3号車のドアで、車掌は1号車に乗務していました。なぜ見落としてしまったのでしょうか。 JR東日本によると、現場の22番線ホームは、構造上カーブができているため、車掌の目線からは死角になってしまうそうです。また、発車合図をする駅員は、スロープ板があった3号車付近には