プロ野球のドラフト会議で日本ハムから1位指名を受けた東海大の菅野智之投手(22)が入団せず、1年間浪人する意向を固めたことが20日、分かった。 一両日中に記者会見を開いて表明する。 菅野は日本ハムから指名あいさつを受けた際には「自分の意思で、じっくり考えて決めたい」と話していた。しかし、競合指名で敗れた巨人に対し、「自分の中ですごく特別な球団」と述べ、伯父である原監督と一緒にプレーしたいとの思いを口にしていた。 菅野は最速157キロを誇る本格派右腕で、首都リーグで通算14完封の新記録をマークした。