湖国三大祭りの一つ、大津市の日吉大社のの「山(さん)王(のう)祭(さい)」で14日、男衆が神(み)輿(こし)7基を拝殿から担ぎ出す神事の列に、越直美市長が騎馬姿で加わった。 1200年以上続き、地元で「男祭り」と呼ばれる祭礼で、成人女性が列に入るのは初めて。反対もあったが、「史上最年少の女性市長の参加はPRになる」と実現した。 烏帽子(えぼし)にピンクの直垂(ひたたれ)姿で騎乗した越市長は、桜並木の下で行列を約500メートル先導。りりしい姿に沿道から「きれい」と声援が飛んだ。終了後、越市長は「祭りや観光を積極的にアピールしたい」と笑顔を見せていた。