研究・サプライネットワーク 資生堂、マグネシウムイオンによる ヒアルロン酸産生促進効果および細胞保護効果を発見 ~ミネラルに着目した美肌へのアプローチの進化~ 資生堂は、岐阜薬科大学 五十里彰教授との共同研究により、マグネシウムイオン(以下、Mgイオン)※1が表皮細胞に作用することで、細胞のヒアルロン酸(以下、HA)産生を促進することや、スペルミジン※2産生を促進し、紫外線などの酸化ダメージから細胞を保護する効果があることを発見しました(図1)。当社の先行研究において、Mgイオンに肌のバリア回復効果があることは見出していましたが、今回新たに保湿効果と保護効果についてメカニズムとともに明らかにできたことで、Mgイオンに着目したこれまでにないお手入れの可能性を示すことができました。本研究の成果の一部は「日本病院薬剤師会東海ブロック・日本薬学会東海支部合同学術大会」(2020/11/21)、「日