この連載では、市場で話題の製品・サービスとその主要ベンダーを取り上げて、「ユーザー企業は、ベンダーとチャネルをどう見極めるべきか?」という観点から解説している。 今回は中堅・中小企業のコンピュータビジネスにおいて、直販による訪問販売で一貫して国内最高峰の実績を誇る販売店、大塚商会を取り上げる。日本の中堅・中小企業へのコンピュータビジネスのスタンダードといえる訪問販売による直販、MFP(Multifunction Printer=多機能プリンター、複合機。以下、複写機とする)の自営保守によるサポート、サプライ販売、システム開発、システム保守など。これら、中堅・中小企業の情報システムまわりで発生するすべての商材やサービスの提供を、文字通りワンストップで実践しているのが大塚商会である。 大塚商会はなぜ中堅・中小企業にこだわるのか 大塚商会は、中堅・中小企業市場で圧倒的な存在感を誇る販売店、SI企