康楽館(こうらくかん)は、明治43年(1910)に小坂鉱山の厚生施設として建てられた芝居小屋。 昭和54年から61年までの間は休止していたが現在も定期公演が行われていて、移築や復元がされていない現役の和洋折衷の木造芝居小屋としては日本最古になるそう。 正面はアメリカ木造ゴシック風で、上げ下げ式窓と鋸歯状の軒飾りが並ぶ。 建物が面する通り(明治百年通り)には康楽館の幟旗が賑やかに並ぶ(突き当りの右が小坂レールパーク) 切妻造妻入りの木造二階建て。屋根は銅板葺(当初は杉板葺)で正面幅約28m・奥行約38m。小坂鉱山を経営していた合名会社藤田組によって建てられ、設計者は小坂鉱山工作課営繕掛長の山本辰之助とされるそうだ(Wikipedia「康楽館」の項より) 側面は押縁下見張の純日本風。内装に桟敷、花道、切穴などがある典型的な和風芝居小屋の内装で、和洋折衷の造りが特徴とのこと(公式サイトより) h