2021年5月3日のブックマーク (2件)

  • 『戦争、軍隊、この国の行方─9条問題の本質を論じる』 | [国民投票/住民投票]情報室           

    「憲法9条は戦力保持や自衛戦争を認めている…」 そうした解釈を肯定する人が[護憲・改憲]両陣営に蔓延しています。そんな人たちの9条議論は問題の質から外れた欺瞞的なもの。 このままでは「9条・国民投票」で条文護持派・改変派のどちらが多数を制しても自衛戦争容認の解釈改憲は続き、国民主権と立憲主義の形骸化は是正されません。 「自衛なら戦争するのか」「自衛でも戦争はしないのか」 ──政府ではなく一人ひとりの国民がそれを考え議論して答えを出し、その意思を憲法や法律に反映させる。私たちには主権者としてそれを行う権利と義務があります。 このを読んだあと、家族や友人らと語り合い、あなた自身の主権者としての答えを出してください。 第1章 九条問題の質とは何か 第2章 パネルディスカッション 「九条問題の質。そして、その抜的な解決を論ずる」の採録 伊藤 真(弁護士、伊藤塾塾長。日弁護士連合会・憲法

  • 気候危機、格差が迫る転換 「コモン再生」で脱成長を 斎藤幸平・大阪市立大准教授インタビュー:時事ドットコム

    マルクス新解釈、若き思想家 インタビューに答える「人新世の『資論』」著者の斎藤幸平さん=大阪市住吉区 経済書「人新世の『資論』」が、異例の売れ行きを見せている。出版から半年余りで25万部を突破し、新書大賞(中央公論新社主催)も受賞した。執筆したのは34歳のマルクス研究者、斎藤幸平・大阪市立大准教授。「気候危機や格差社会の根原因は、資主義にある」と指摘し、「コモン(共有財)を再生して資主義に緊急ブレーキをかけ、脱成長を実現する必要がある」と説く。気鋭の経済思想家を取材した。(時事通信大阪支社 山中貴裕) ―では経済成長が至上命題の資主義と、二酸化炭素の排出ゼロを目指す脱炭素化は相いれないと指摘しています。 資主義は人間や自然を徹底的に利用して、利潤を追求します。たとえ回復不可能なほど環境が破壊されても、資主義は自らブレーキを踏むことはありません。その結果、人類の生存基盤であ

    気候危機、格差が迫る転換 「コモン再生」で脱成長を 斎藤幸平・大阪市立大准教授インタビュー:時事ドットコム