新型コロナウイルスの感染拡大が最初に確認された中国の湖北省武漢で、感染拡大を抑え込んだとされる去年5月以降、初めてとなる市中感染が確認され、当局は全市民、1000万人以上を対象にしたPCR検査に乗り出しました。 中国では、江蘇省南京の空港で感染力が強い変異ウイルス「デルタ株」の感染者が確認されてから各地で感染が相次いでいて、中国の保健当局によりますと、先月20日以降、無症状や海外から入国した感染者を除き、新型コロナウイルスの感染者は全国で485人確認されています。 このうち、湖北省武漢では2日と3日の2日間で12人の感染が確認されたということです。 新型コロナウイルスの感染拡大が最初に確認された武漢では、街の封鎖などの措置が取られ、感染拡大を抑え込んだとされていますが、去年5月以降、市中感染が確認されたのは初めてです。 これを受けて武漢市の当局は、1200万人いるとされる全市民を対象にPC
メドベージェフは高温下での試合実施に不満を募らせた/Hiroto Sekiguchi/The Yomiuri Shimbun/AP (CNN) 28日に高温多湿のなか行われた東京オリンピック(五輪)男子テニスの試合で、ロシア五輪委員会(ROC)のダニル・メドベージェフが審判に対し、もし自分が死んだら誰が責任を取るのかと質問を投げかける場面があった。 世界ランク2位のメドベージェフはファビオ・フォニーニ(イタリア)との対戦となった男子シングルス3回戦の試合中、苦しそうな様子を見せた。 主審から試合続行は可能かと問われ、メドベージェフは「私はファイター。試合は最後までやるが、死ぬ可能性がある」「もし死んだら国際テニス連盟(ITF)は責任を取るのか」と質問を投げかけた。 CNNはITFにコメントを求めている。試合はメドベージェフが勝利した。 同日行われた女子シングルス準々決勝のパウル・バドサ(ス
東京五輪が開催される中、全国では1日あたりの感染者数が1万人を超えるなど、新型コロナウイルスの感染が拡大している。医師の木村知さんは「医療現場で働く身からすると、五輪の熱狂が異次元の世界に見える。五輪に関する世論の手のひら返しが、戦時下と重なり恐怖さえ感じる」という――。 開会後に急速に変わった空気 とうとうコロナ禍のなか東京五輪が開催されてしまった。 新型コロナ感染拡大が収まらない状況で開催中止を求める声は高まり、スポンサー企業でさえも五輪から距離を置く姿勢を見せ始めた。それにもかかわらず、開催は文字通り強行されてしまった。 その後も感染者の急増は止まらない。都内での新規感染者はついに3000人を超え、今や過去最悪の状況となった。このままではこの傾向は収まるどころかいっそう拡大、医療崩壊ももう避けられないだろう。 開催前の5月22日と23日に東京新聞などが行った世論調査では、中止すべきと
新型コロナ対策分科会の尾身茂会長は28日の衆院内閣委員会の閉会中審査で、新型コロナウイルスの新規感染者数が初の3000人突破で過去最多3177人となった東京都の医療態勢について「もうすでに医療のひっ迫は現実に起きている」と指摘した。 立憲民主党の柚木道義氏から「在宅で入院できずにお亡くなりになってしまう方が発生する懸念」などについて問われ、「すぐにやらなくてはいけない手術が遅れ、救急外来を断ることが出始めている。コロナ医療だけでなく、一般の医療に支障をきたしている」と危機感をあらわにした。 尾身氏は開会式直前に、「8月上旬にも(東京で1日の)新規感染者数が3000人に迫る可能性」を予測していた。だが、前日27日に過去最多となった2848人を上回るなど予想を上回るペースで急拡大している。 東京五輪用に都内約30の病院が選手や大会関係者に確保されている。柚木氏から「場合によっては人(医療従事者
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