登山家・栗城史多さんを「無謀な死」に追い込んだ、取り巻きの罪:赤坂8丁目発 スポーツ246(1/4 ページ) 日本中が今、日大アメフト問題に揺れている。しかしこの間に報道の世界に身を置く者として、非常に考えさせられる出来事があったことも忘れてほしくない。登山家の栗城史多(くりき・のぶかず)さんがエベレスト登頂に挑戦したものの失敗し、下山中に死亡したことだ。 世界最高峰のエベレストに自身初登頂を目指していた栗城さんが遺体で発見されたのは5月21日。今月20日には自身のFacebookで7400メートルに到達したことを明かしていたものの、翌21日に体調が悪化したことを理由に下山すると書き込んでからは無線連絡が途絶えていた。標高6400メートルのキャンプ2を発った捜索隊が栗城さんの遺体を発見したという。 詳しい死因は明らかになっていないが、彼の死を悼む人々と対照的に登山家の有識者や関係者からは一
![登山家・栗城史多さんを「無謀な死」に追い込んだ、取り巻きの罪](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/839c29994e1406e932164c2d70219ce71098c6d8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbusiness%2Farticles%2F1805%2F25%2Fl_yd_usukita1.jpg)