9月12日(土)より日本公開となる、ドイツ映画『ピエロがお前を嘲笑う』(原題:WHO AM I)。本作は欧米で公開されるやいなや数々の賞を受賞、さらにはハリウッドでのリメイクも既に决定しているなど今最も勢いのある「マインド・ファック」ムービーと言われている。「マインド・ファック」とは海外では既に確立された映画ジャンルのひとつであり、読んで字の如く「マインド」を「ファック」する、つまり映画の全編に渡ってトリックがやどんでん返しが仕掛けられており、「映画の後半には頭が混乱して訳がわからなくなる」ような映画を指す。具体的には、『ファイト・クラブ』や『シックスセンス』、最近では『トランス』などがカテゴライズされている。 そんなマインドファック・ムービーの决定版とも言える本作。筆者は一足お先に観賞してきたので、映画の魅力を物語の仕掛けを避けながら紹介したい。(勿論ネタバレはありません) ストーリー
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