人生100年時代を生き抜くにあたり重要となってくるものの1つに、60歳の定年を迎えた後の生活が挙げられます。金銭面でも気持ちの上でも充実した「定年後生活」を送るためには、どのような準備が必要となってくるのでしょうか。今回、ファイナンシャルプランナーで『60歳貯蓄ゼロでも間に合う老後資金のつくり方』などの著書でも知られ、NEO企画代表として数々のベストセラーを手掛ける長尾義弘さんが、定年まで5年を残した55歳からを「助走期間」と位置づけ、そこから60歳までにしておくべきことを具体的にレクチャーしています。 プロフィール:長尾 義弘(ながお・よしひろ) ファイナンシャルプランナー、AFP、日本年金学会会員。徳島県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。1997年にNEO企画を設立。出版プロデューサーとして数々のベストセラーを生み出す。新聞・雑誌・Webなどで「お金」をテーマに幅広く執筆。著書に『コワ