ASPLOS2017: Building Durable Transactions with Decoupling for Persistent MemoryAtsushi Koshiba
先日、SPIDERストレージエンジンについて2度に渡り本ブログで紹介した(その1:Not Only NoSQL!! 驚異的なまでにWRITE性能をスケールさせるSPIDERストレージエンジン、その2:快適スケールアウト生活への第一歩。SPIDERストレージエンジンを使ってみよう!)が、SPIDERの作者である斯波氏は、実はもう一つ驚くべきストレージエンジンを開発している。その名も、VPストレージエンジンだ。ちょっと地味な名前だが、VPとは、Vertical Partitioning(垂直パーティショニング)の略で、複数のテーブルの上にVPストレージエンジンを被せて、垂直パーティショニング(カラムごとにデータを格納する領域を分ける)を実現するというものだ。他のテーブルの上に被せるアーキテクチャをとっているという点では、VPとSPIDERの発想は同じである。以下は、VPストレージエンジンの動作
データベース負荷テストツールまとめの第3回です。 データベース負荷テストツールまとめ(1) TPC-B、TPC-Wベースのツールを6つ紹介 データベース負荷テストツールまとめ(2) TPC-Cベースのツールを6つ紹介 かなり期間が空いてしまいましたが、今回はTPC-Hベースのツールを見ていきたいと思います。 TPC-Hとは TPC-HはRDBMSベンチマーク仕様の一つで、意思決定支援システム(DSS)としての性能を測定するものです。大規模なデータを対象にアドホックなクエリを実行します。クエリは全部で22種類定義されています。 TPC-HはTPC-B/W/Cなどと異なり、実行するクエリそのものやテストデータ生成ツールがTPCから提供されています。試しに、一番負荷が高い9番のクエリを確認してみましょう。 -- $ID$ -- TPC-H/TPC-R Product Type Profit Me
ロックをつぶせ! 最初に疑うべき原因:Oracleパフォーマンス障害の克服(2)(1/3 ページ) Oracleデータベースの運用管理者は、突発的に直面するパフォーマンス障害にどうやって対処したらよいか。本連載は、非常に複雑なOracleのアーキテクチャに頭を悩ます管理者に向け、短時間で問題を切り分け、対処法を見つけるノウハウを紹介する。対象とするバージョンはOracle8から9iまでを基本とし、10gの情報は随時加えていく。(編集局) 第2ステップ SQL処理にかかわる確認 前回「障害発生! 問題切り分けはスピード勝負」では、Oracleデータベース・サーバの管理や障害対策など、問題解決に有効と考えられる「問題解決に有効な6ステップ」を紹介しました。「第0ステップ ログの確認」「第1ステップ CPU/メモリの監視」は、日々の運用でサーバの状態を確認できる有効な手段であると理解できたと思い
僕が DB マガジン 2007 年 1 月号 に寄稿した『DeNA の「モバオク」に学ぶ Web-DB システム開発/運用術』という特集記事の全文が PDF でダウンロード できるようになった *1。DeNA ケータイサービス開発・運用のノウハウを惜しげもなく公開しているので、ぜひご覧ください。ちなみに「モバゲータウン」も、このモバオクと同じアーキテクチャで構築されている。以下、冒頭の部分を紹介:「モバオク」(http://mbok.jp/)は、株式会社モバオクが運営するケータイ向けオークションサービスである。携帯電話が 1 つあればいつでもどこでも「すきまの時間」を使って出品/入札できるという手軽さが特徴で、2006 年 9 月末時点の有料会員 (月額 315 円) 数は 72 万人、出品数は 231 万品、ページビューは 1 日あたり 6000 ~ 7000 万と、ケータイサービスの世
試験の押さえどころを総ざらい! データベーススペシャリスト試験攻略のツボ(0) 連載初回はテクニカルエンジニア(データベース)試験対策を一挙公開! 今後のスキルアップを目指す方もいちど目を通して
NTTコムウェア株式会社 プロジェクト管理統括部 技術SE部門 DB技術グループ 坂下 徹 Oracleデータベースの性能対策の重要な機能、「Statspack」や「Oracle Enterprise Manager 10g Diagnostics Pack」(※オプションライセンス)の利用ポイントをお伝えします。使わないと"もったいない"機能です!(Diagnostics Packの有無による違いはここ) - INDEX - ■ 1 はじめに ■ 2 性能対策概要 ■ 3 Statspack ・ 3.1 インストール ・ 3.2 メンテナンス ・ 3.3 レポート作成 ・ 3.4 Statspackが不向きなケース ■ 4 Diagnostics Pack ・ 4.1 Automatic Workload Repository (AWR) ・ 4.2 Automatic Database
JdbcRunner 1.3.1JdbcRunner 1.3.1をリリースしました。JdbcRunnerは各種RDBMSを対象としたオープンソースの負荷テストツールです。スクリプトでトランザクションを定義して多重実行し、スループットとレスポンスタイムを測定できます。またJdbcRunnerにはOracle Database、MySQL、PostgreSQLを対象としたテストキットが付属しており、ユーザーが独自にスクリプトを作成する以外にこれらを用いたベンチマークを行うことも可能です。 dbstudy.info JdbcRunner 1.3.1では最新環境への追従と細かい不具合修正を行いました。機能追加はありません。 動作要件をJava 8 → Java 17へ変更 PostgreSQL JDBC Driverを42.6.0へ更新 MySQL Connector/Jを8.0.32へ更新 My
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