お庭番の朝は早い。 朝6時前に家のもののほっぺたに肉球を押し当てて起こす。すかさず二度寝しようとするも再び肉球を押し当てて起こす。容赦はいらないのだ。 さて、次のしごとは外の見回りである。世間ではにゃるそっくとか言われているが、特に警備を行っているわけではない。ただ単に小鳥を愛で季節を謳歌しているだけなのである。枯れはてた森の木々に小さな芽が吹いてきている。それにつられてはしゃぐ小鳥を愛でているのだ。 外から戻ると次のしごとが待っている。押し入れ改メである。 決して、まだ掃除中であり暖房が入らなくて寒いから、このように押し入れに籠っているわけではない。 押し入れに置いてある古くなっていらないものを見つけては知らせるのだ。いらないものを捨てる。そうすると隙間がどんどん広がって快適になる。いいことづくめであるが、うかっとしているとまた隙間に物が詰め込まれたりする。困ったものである。 何やら荷物
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