[ 2014年2月9日7時22分 ]女子モーグル決勝を滑り終えた上村は涙を流す仕草を見せる(撮影・井上学)<ソチ五輪:フリースタイル>◇決勝3回目◇8日◇女子モーグル 5大会連続出場となる上村愛子(34=北野建設)は20・66点で、悲願のメダルにあと1歩届かなかった。それでも、4位入賞に「こんなに何本も滑れる五輪は今回が初めて。とにかく全力で滑らないといけないと思っていて、全部終わったときには得点も見ずに泣いていました。メダルは取れなかったんですけど、でも、すごくすがすがしい気持ちです」と、笑顔をまじえながら振り返った。 上位6人で争う最後の決勝3回目。第1エアのヘリコプター(横1回転)と第2エアのバックフリップ(後方宙返り)を確実に決めた。30秒46は6人の中で最速タイム。今大会4本目となる最後の滑りで、積極果敢に攻めた証しだった。「準備してきたことや、失敗なく攻めて滑りたいというのが(