およそ2万人が犠牲となった東日本大震災と、東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生から11日で3年になります。 東北の被災地では、雪が舞う冷え込みのなか犠牲者に祈りをささげていました。 慰霊碑前で 気仙沼 宮城県気仙沼市では、避難場所まで津波が押し寄せ多くの住民が犠牲となった高台で、遺族たちが祈りをささげていました。 気仙沼市の杉ノ下地区は、多くの住民が避難した「指定避難場所」の高台まで津波が押し寄せ、地区の住民の3分の1近い93人が犠牲になりました。 11日朝は雪が降るなか、震災後に建てられた慰霊碑の前に、家族や親戚を失った遺族たちが次々に訪れ、手を合わせていました。 兄を亡くした76歳の漁業者の男性は毎日、漁に出る前にこの場所で手を合わせているということで、「3年たって区切りをつけようとしても、やはり思い出します。兄のために、雪が降っても雨が降っても頑張らないと思って漁に出ています」と
![震災発生から3年 祈り続く NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/09820f541e7414e847b321f6a82eccfd8b231d4b/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20140311%2FK10058843711_1403111308_1403111335_01.jpg)