アイドルグループAKB48の「総選挙」の使用済みの投票券を「未使用」と偽って売りつけたとして、愛知県警江南署などは4日、福岡市西区野方6丁目、無職宮崎浩二容疑者(29)を詐欺容疑で逮捕し、発表した。「未投票のものを送ったつもりだった」と容疑を否認しているという。 同署によると、宮崎容疑者は昨年5月上旬、同6月にあったAKB48の「37thシングル選抜総選挙」の投票券を、投票済みで無効だったにもかかわらず、未使用品と偽ってインターネットオークションに出品。500枚を落札した大口町の自営業の女性(43)から40万円をだまし取った疑いがある。 投票券はAKBのCDを買うと付いてくるもので、それぞれにシリアルナンバーがある。宮崎容疑者はオークションで「1千枚まで対応可能」などと書き込んでいた。「40万円はCDの購入費に充てた」と話しているという。同署は余罪があるとみて調べている。
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