茨城県常陸太田市の住宅団地と区画整理事業地で下水道の設計にミスがあった問題で、常陸太田市は改修工事には数億円がかかる見通しだとして、市の職員全員の給与を減額して費用の一部に充てることを明らかにしました。 常陸太田市では、住宅団地に公共下水道を新たに整備する際に市の担当者が人口を実際の3分の1以下として設計を発注したため、マンホールのポンプの能力が足りない事態となっています。 さらに、市が大型商業施設を誘致しようと区画整理事業を進めている金井町や塙町などからなる広さおよそ29ヘクタールの地区でも、下水道の設計にミスがあったことが明らかになりました。 常陸太田市によりますと、汚水管を新たに設置するといった改修工事にかかる費用は数億円にのぼるということで、市は、全額を税金などよる市民負担だけで充てることは市民の理解が得られないとして、非常勤を除く職員全員、およそ560人の給与を減額して、費用の一