思いも寄らないようなほらが飛び出した大会(横手市で) 作り話の奇抜さを競う「銀河系宇宙ほらふき決勝大会」が12日、秋田県横手市の雄物川コミュニティセンターで開かれ、奇想天外なほら話に、会場は爆笑の渦に包まれた。 市民団体「雄物川町明道塾」が毎年この時期に開催しており、27回目。県内各地から参加した10組が、袴姿(はかますがた)や、テニスラケット片手にスイングを披露するなど、思い思いに発表した。 秋田市の男性(69)は、天皇陛下と幼なじみとの設定で登場。「陛下から食事会に誘っていただいたが、町内会の役員会の日程とかぶってしまった」「次の元号は『金農』に決まったと陛下から教えていただいた」と「ほら」を繰り出し、会場をわかせた。 司会者も、審査員を実在の女優に見立てて感想を求めて、盛り上げていた。