2019年11月11日のブックマーク (1件)

  • 生態系のサイクルを、気候変動が破滅的に狂わせる

    <「早い春」の到来による気温上昇は生物間の相互依存メカニズムを破壊しかねない> 自然は季節のサイクルに合わせて変化する。春の到来と共に木の葉が芽吹き、渡り鳥が姿を見せ、ハチやチョウが出現する。 多くの生物種にとって、春の訪れは成長と繁殖の始まりを意味する。だが気候変動によって、自然界の季節の「合図」にタイミングのずれが発生している。この現象によって地球環境のさまざまな要素が変調を来し、生態系を破壊しかねない。 世界中の温帯地方や極地で春の到来が早まり、生き物たちの反応に違いが目立ち始めた。その理由は、それぞれの種が異なる季節の合図に反応しているためだ。例えば一部の種は最後の雪解けに反応するが、別の種は日照時間に反応する。 合図のタイミングのずれが広がるにつれて、既に一部の捕者と獲物など、互いに影響し合う生き物たちの繁殖期もずれ始めている。種のライフサイクルにとって決定的に重要な生物間の相

    生態系のサイクルを、気候変動が破滅的に狂わせる
    yoshida-nariaki
    yoshida-nariaki 2019/11/11
    人間にはあずかり知らない「春のスイッチ」があり、それをきっかけに動植物の新しい命のサイクルが始まる。重要な生物間の相互作用を破壊しかねない変調、「フェノロジー(生物季節)のミスマッチ」。