とある夕方、長男が学校から帰り、自分でお湯を沸かしておやつのカップ麺を食べた(茶碗に味付き麺を入れてお湯を注ぐタイプ)。最近、妻から一人でのガスレンジの使用を許可されたのだ(今までも親がいる時なら、ハムエッグ程度は作っていたが、一人ではガスレンジの使用はさせていなかった)。 私がリビングに顔を出した時はすでに、彼が食器をキッチンカウンターの上にかたづけ、宿題の準備に差し掛かった所だった。部屋にはカップ麺の香ばしい匂いが薄っすらと漂っている。 長男『お父さん、この家でね、お父さんとお母さんと、あともうひとり、お湯をわかせる人間があらわれたんだよ……』 私『……ほほう?』 長男『それはね……』 私『それは……?』 長男『ぼくだよっ!(エコー含)』 驚愕に打ち震えるリアクションを放ち、笑い合う。上機嫌になる息子。 私『それは凄いな。うん、もうしっかりしてるし、火を使うのも大丈夫だろ』 長男『えへ
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