OSコマンド、バックアップツールによる非一貫性バックアップ データベースを稼働させた状態で行う非一貫性バックアップでは、事前にバックアップする表領域をOracleのSQLコマンドでバックアップ・モードに変更してから、OSコマンドなどを使用し該当表領域を構成するデータファイルのバックアップを行います。バックアップ終了後にはOracleのSQLコマンドでバックアップ・モードを解除して、表領域を通常の状態に戻します。このような方法でバックアップを行うためには、データベースがアーカイブログモードで稼働している必要があります(図5)。 なお、バックアップ・モード中でも該当の表領域に格納されたデータは変更可能であるため、バックアップされたデータブロックは一貫性が保証されません。このため、データブロックを一貫性のある状態に復旧できるように、バックアップモードになっている表領域内のデータブロックに対して初