挫折と震災を経て、Webデザイナーを目指す役者になりたいという夢を諦めて夢も希望もなく何となく毎日を過ごしていた24歳のとき、東日本大震災が起きました。この未曾有の震災を目の当たりにして、もし今後の人生において何か大きなトラブル(例えば会社が潰れるとか、クビになるとか)が起きたとき、手に職さえあれば生き延びることができるかもしれないって直感的に思ったんですね。 で、そのときに目指したのがWebデザイナーでした。もともとパソコンいじるのは好きだったし、中学生の頃からHPを開設したり、高校生の時はスーパーのバイトでPOPを作ったりしていたので、これなら自分にも出来るかもしれないし、今の時代にはもっと必要とされるんじゃないかと思ったんです。 特に就職のコネがあるわけでもなかったので、お金を貯めて近所のWebデザインスクールに通うことを決意。そのためにめっちゃ働いて150万円ぐらい貯金しました。一