ヤフーは提供してきた地域情報サービスを6月1日に統合し、国内最大級のジオサービス「Yahoo!ロコ」として公開した。スマートフォンのGPS機能を使って、現在地周辺の飲食店やレジャー施設の情報をまとめて閲覧できるサービスで、気になる店舗をキープ(お気に入り登録)することでお勧め情報を受け取れる。 サービスが開始されて約5カ月が経過したが、ユーザーの利用状況はどうだろうか。また数多くの位置情報サービスが存在するなか、ヤフーとしてどのように差別化していくのか、ヤフー BS事業統括本部地域サービス本部企画部部長の松濤徹氏に聞いた。 横断的に情報を知りたいニーズがあった ヤフーでは、事業展開の柱の1つとして「地域・生活圏情報の充実」を掲げており、これまでさまざまな地域情報サービスを提供してきた。ただし、飲食店情報は「Yahoo!グルメ」、旅行情報は「Yahoo!トラベル」などジャンルごとだったため、