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ブックマーク / number.bunshun.jp (5)

  • 初めて明かす甲府での3年間の秘話。城福浩が語るプロヴィンチャの苦悩。(田邊雅之)

    2014年シーズン終了後に退任し、現在はフリーの城福浩氏。人も監督職への意欲を表明しており、噂されているポストも複数ある。城福氏はどのような選択をするのだろうか。 2012年から甲府を率い、J1昇格、そして2度の残留を果たした城福浩が、昨年限りで監督を退任した。はたして彼は「プロヴィンチャ(地方クラブ)」の指導者として何を目撃し、何を体得したのか。一人のサッカー人として、この3年間をどう総括し、再び未来に向けて歩み出そうとしているのか。 ――3年に及ぶ甲府での監督生活が終わりました。今、どんな気持ちが胸に去来しますか? 「ちょうど先日、かかりつけの眼科や内科の先生に挨拶回りを済ませてきたところで。甲府は予算的に厳しい分、地元の様々な方々に薄く広くサポートしていただいているんです。僕自身、定期的に地元の医師の方々に診ていただいていたんですが、挨拶を終えて帰る時に、待合室にいた20人くらいの

    初めて明かす甲府での3年間の秘話。城福浩が語るプロヴィンチャの苦悩。(田邊雅之)
  • 破格の“人間力”で投げ続ける山本昌。彼が必要とされる日は、きっと来る。(中村計)

    今季、二軍に落ちるまでは9試合に登板して防御率3.12の2勝1敗だった山昌。4月に2勝した後、5月は勝ち星に恵まれていなかった。6月に入って、二軍での投球は好調のようで、「復帰は交流戦後になるかなと思う。いつ呼ばれてもいいように準備しています」と語っている。 プロ野球選手に人格を問うべきか、問わざるべきか――。 この春、アリゾナでダルビッシュ有の取材をしていたときのことだ。3人の記者で事をしている最中に、記者陣に対するダルビッシュの無愛想さが槍玉に挙がり、自然とそんな話題になった。 すると1人の年輩の記者がこう言った。 「でも、選手の性格をどうこう言うのはナンセンスだと思う」 まったく同感だった。 我々がプロ野球に求めているものは、「普通ではないこと」のはずだ。普通ではないプレー、普通ではない考え。そこに人格うんぬんという尺度を持ち出すのは、まったく意味がない。重さを測るのに、定規を使

    破格の“人間力”で投げ続ける山本昌。彼が必要とされる日は、きっと来る。(中村計)
    yoshitaka4729
    yoshitaka4729 2012/06/18
    やっぱり格好いいな。大好き。
  • <クローザー魂を継ぐ者> 浅尾拓也 「“伝説”を超えてゆけ」(鈴木忠平)

    目指す地平は限りなく遠いのかもしれない。だが、今季は何度も 可能性を見せた――。守護神の正統後継者として期待される男の、 優しげな瞳からは窺い知れない激情に触れる。 最高峰の戦いにおいても、その存在感は際立っていた。日シリーズ第1戦、1-1で迎えた9回裏、落合監督が球審に告げたのは浅尾拓也だった。チームの命綱とも言える右腕は同点の場面を託され、勝ち越した直後の延長10回も続投。岩瀬仁紀にマウンドを譲ったのは2死を奪ってからだった。 セットアッパーとストッパーの序列を超え、守護神とその後継者との差は限りなく縮まっている。それは浅尾が長い戦いの中で積み上げてきた信頼の証といえる。その事実を最も象徴していたのが、球団史上初のリーグ連覇を成し遂げたあの夜のワンシーンだった。 「代わると思いました」 浅尾は、さも当然とばかりに言う。 10月18日、横浜スタジアム。3-3で延長10回に入り、時間はす

    <クローザー魂を継ぐ者> 浅尾拓也 「“伝説”を超えてゆけ」(鈴木忠平)
  • <三浦知良と香川真司の往復書簡> 香川選手との初対戦に秘められた不思議な縁。(Number編集部)

    香川真司 1989年、兵庫県生まれ。'06年C大阪に入団。'09年にJ2得点王となり、'10年にブンデスリーガ、ドルトムントへ。リーグ前半戦は全試合先発し8ゴール。アジア杯2011では日本代表の10番をつけ、準決勝の韓国戦まで全試合に先発出場。チームを決勝に導いたが、韓国戦後に右足小指付け根の骨折が発覚、今季の復帰は絶望的とみられている。 僕は今、ドイツのドルトムントに移籍して、ようやく半年が過ぎようとしています。チームはブンデスリーガで首位を独走していますし、ここまでは何とかいいリズムでプレーできています。 僕が、カズさんのことを初めて認識したのは、小学校1年生のころでした。特にカズダンスにはものすごく影響を受けた記憶があります。あと、シザースのフェイントもよく真似をしていましたね。その2つはカズさんの十八番ですから、特に印象に残っています。 実を言うと、僕はカズさんと小学校1年生の時に

    <三浦知良と香川真司の往復書簡> 香川選手との初対戦に秘められた不思議な縁。(Number編集部)
  • あの“フクシ君”が日本シリーズ中継!?Ustreamでこぼれた落合監督の本音。(村瀬秀信)

    誰が言ったか、不人気シリーズ。 稀に見る名勝負となったこの日シリーズは、第1戦、第2戦、第5戦の地上波放送がないという前代未聞の事態もどっこい、「放送しなさい」という野球の神様の啓示か、第4戦(延長11回)、第6戦(延長15回)、第7戦(延長12回)という3試合延長戦突入の完全中継で、1試合+2イニング分を補てんした。 地上波放送のない試合も結果的には2試合が大差での決着となり、さらに第4戦の野村克也、第6戦の古田敦也・野茂英雄、第7戦の清原和博と、これまたビッグゲームにしか出てこないゲスト解説陣の貴重な話が(途中から寝ていたと噂される野茂英雄以外は)いつもより多く聞けたのだから、終わってみれば例年以上にがっつり観たという満腹感に溢れていたりする。 特に試合終了時刻23時54分。シリーズ最長時間にして延長15回の大熱戦を完全中継した第6戦のフジテレビは、途中からCMが入らない緊急事態に陥

    あの“フクシ君”が日本シリーズ中継!?Ustreamでこぼれた落合監督の本音。(村瀬秀信)
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