Blue あなたとわたしの本 242 あけましておめでとうございます。 去年は大変な一年で、ある意味世界は変わってしまったけれど、変わらないこともあるなってことに気づいたんです。それは僕が、本を好きだっていうこと。文章を書くのが好きだってこと。それをあなたに読んでもらうのが好きだ、ということです。 あなたにも、ずっと変わらない好きなことがあるのではないですか? 世界がどれほど激変しようとも、なぜかしら惹かれ続けることが。 だから、それを信じるしかないと思うのです。理屈とかを超越したことじゃないですか? どうしてあなたは〝あれ〟ではなく、〝それ〟に惹かれ続けるの? 僕も、物を書くことへの情熱はさらに燃え上がっています。瞬間・瞬間 に爆発したいのです。「好き」とともに生き、「好き」とともに爆死するしかないよ。それでいいと思う。そうありたいと願う。なぜかしら惹かれ続けること── 人でも、物でも、