ニューヨーク(CNNMoney) 米S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスは19日、電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)をダウ工業株30種平均の構成銘柄から外すと発表した。GEが外れるのは110年ぶり。代わってドラッグストア大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが、26日から30種平均に加わる。 GEは1896年にダウが創設された当時からの構成銘柄で、1907年11月7日以降は、1度も外されたことがなかった。 しかしここ数年で業績が悪化、最高経営責任者(CEO)の入れ替えや数千人規模の人員削減を行い、配当は半分に引き下げていた。 昨年の業績はダウ構成銘柄の中で最も悪く、時価総額はほぼ半減。今年に入ってさらに25%減少した。 13ドルにまで低下したGEの株価は、ダウにほとんど影響を及ぼさなくなっていた。S&P指数委員会のデービッド・ブリッツァー会長は、米国経済の中でGEのような工業製品