広島県呉市の山中に元同級生(16)とみられる若い女性の遺体を遺棄したとして、広島市内の無職の少女(16)が逮捕された事件で、少女が逮捕前に「(無料通信アプリの)LINEのメッセージで、悪口を書かれ腹が立った」と家族に話していたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。少女のスマートフォン(高機能携帯電話)に「じゃあ、私たちも逮捕されるね」とメッセージが入っていたことも判明し、事情を知っている第三者がいる可能性もあるとみて、広島県警が慎重に捜査を進めている。 捜査関係者によると、少女は7月初めごろから家出をしていたらしく、県警広島東署に自首する前日の11日に帰宅し、母親に犯行を打ち明けたという。その際、「LINEに悪口を書き込まれた」などと動機について話したという。 県警呉署捜査本部は少女のスマートフォンを押収、通信履歴などの分析を進めている。その結果、友人とみられる相手とのやり取りで