真に役に立つ情報システムを開発するためには、システム企画や要件定義といったいわゆる「超上流」のプロセスで、過不足のない正しい「要求」を獲得する必要があります。しかし、情報システムのステークホルダー(利害関係者)から正しい要求を引き出すのは、簡単なことではありません。 そこで、ステークホルダーから正しい要求を引き出し分析するためのツールとして、現在おおいに注目されているのが「BABOK(Business Analysis Body of Knowledge)」です。 BABOKは、非営利団体「IIBA(International Institute of Business Analysis)」が策定した、「BA(ビジネスアナリシス)」の知識体系で、2006年7月にバージョン1.6が,2009年4月にバージョン2.0がリリースされています。2009年12月には、IIBA日本支部が、BABOKバ
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