2017年7月16日のブックマーク (1件)

  • 実践C++入門講座 第29回目 異常系プログラミングを簡単化する「例外」 | Theolizer®

    こんにちは。田原です。 今回から2~3回に分けて例外について解説します。C言語時代、例外がなかった頃のエラー処理はたいへんでした。一々関数の戻り値をチェックしてエラー処理を書く必要があったからです。それはもう退屈でテストは苦行でした。例外はそれらを大幅に楽にする優れた仕組みです。今回はまず例外の基的な使い方とメリットについて解説します。 1.基的な考え方 例外は2つの機能を持ちます。 エラーが発生したことを通知する。 エラーが発生した以降の処理を指定場所までスキップする。 1-1.古くからあるエラー処理方法 C言語時代は、関数の戻り値でエラーが発生したかどうかを返却し、呼び出し側で戻り値をチェックしてエラーが発生した時の処理を行っていました。 この方法はなかなか手間がかかります。まず、エラーが発生する関数を呼び出すたびにエラーチェックと、必要ならエラー処理を記述することになります。例え

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