概要 スリーウェイハンドシェイク(three-way handshaking)とは、IPネットワーク上でTCPによる接続(コネクション)を確立するための手順。パケットの送受信を3回行うことからこのように呼ばれる。 TCP(Transmission Control Protocol)はIPとHTTPなどの間にあるトランスポート層の通信規約(プロトコル)の一つで、通信相手との間にコネクション(connection)と呼ばれる論理的な伝送路を形成し、信頼性の高い通信を行うことができる。 スリーウェイハンドシェイクではまず最初に、接続を要求する側(クライアント)がランダムに決めた整数である「シーケンス番号」を記載した「SYNパケット」(TCPヘッダのSYNフラグがオンに設定されたパケット)を相手方に送る。 次に、接続を受ける側(サーバ)は、ランダムに決めたシーケンス番号と、相手方から受け取ったシー