中日・加藤チーフ打撃兼野手総合コーチが、選手宿舎で行われた全体ミーティングで熱弁をふるった。 「振り切れ、ボールは打つな、でも見逃し三振はするな!」。小笠原2軍監督のフルスイングを育てた67歳の名伯楽は、若手打者に注文をつけていた。「今の若い選手は軽いバットを使っている選手が多い。だから『900グラム以上にしろ』とオフに言いました」。さらに、「振る力をつけるために、アップや守備練習が終わったら、ずっと室内練習場で缶詰にして振らせます。私も監視します」と、重量バットでの缶詰トレを予告した。(恩納村)