巨人・長野久義外野手(33)が10日、ヤクルト13回戦(神宮)に「6番・右翼」で先発出場。二回一死から、右翼席へ先制の7号ソロを運んだ。 この日の先発は、8日に支配下登録選手となったドミニカ共和国出身のメルセデス。「多少は緊張すると思う」と話していた24歳の助っ人左腕を援護する一撃となった。
全国高校野球選手権で、岩手大会が6日にスタート。盛岡中央高出身の銀次内野手(30)が、開幕戦(岩手県営野球場)で始球式を務めた。 117キロをマークし「130キロは出たと思ったんですけど…。そんなもんです…。まぁ、いい球を投げられたからよしとします」と苦笑いした。 前日の5日から「目の覚めるような速球を投げて、空振りを奪いますよ」と盛り上がっていた。当日も、仙台から盛岡に向かう東北新幹線の車内で当時の仲間から連絡が入り「140キロは出るだろ!」と、ゲキを飛ばされていた。 思い出の詰まった地に感激。スタンドを見渡すと「いいことも、悪いことも思い出す。ここの球場は自分を育ててくれたし、プロへの道を開いてくれた」と、熱いものが込みあげてきた。 現役のプロ野球選手が、高校野球で始球式を行うのは初めて。新たな取り組みに「本当に素晴らしいことだと思う。自分も望んでいました。プロと高校生がぐっと近づける
(パ・リーグ、西武11-5ロッテ、13回戦、西武8勝5敗、9日、メットライフ)パ・リーグ首位の西武は9日、ロッテ13回戦(メットライフ)に11-5で勝ち、7月は負けなしの5連勝。「獅子おどし打線」が火を噴き、5点ビハインドをはね返した。 打つ。打つ。また打って逆転勝ちだ。次々と生還する選手を、辻監督が誇らしげに迎えた。 「苦しかったが、(カードの)頭を取れたのはよかった。価値ある1勝だと思う」 先発の今井が1回2/3、5失点でプロ最短のKO。3死球を与えて両軍がベンチから飛び出す一触即発の空気となり、警告試合にもなったが、打線がカバーした。 0-5の三回に二死満塁から外崎が押し出し四球、続く栗山が走者一掃の左中間二塁打、さらに中村の左前適時打で一気に同点。六回には森の左中間越え9号3ランなどで突き放し、七回にも駄目押しの2得点。殊勲の栗山が「つなげば何とかなるという雰囲気がある」と胸を張れ
(ウエスタンリーグ、中日0-8阪神、9日、鳴尾浜)これまでのような、腰砕けのようなスイングはない。追い込まれてからでも、強くなった。腰の張りから実戦復帰したロサリオが、金本監督がいる前で成長を証明した。 「いい感触で打てた。100%のスイングもできた。結果もついてきてよかった。状態はいい。早く自分のチャンスを早くものにできるようにやりたいと思います」 「5番・DH」で出場。一回二死で、5年目右腕の阿知羅(あちら)の外角低め139キロ直球を鋭く左前へと運んだ。さらに三回一死一塁で迎えた第2打席でもファウルで粘って粘って、最後は143キロ直球を左前へ-。6月30日に腰を痛めたが、予定の2打席で2安打。虎風荘で面談した金本監督に「いつでもいける」と直談判した。
中日のドラフト1位・鈴木博志投手(21)=ヤマハ=が7日のヤクルト戦(ナゴヤドーム)でプロ初セーブ。翌8日の同戦では1点リードの九回を無失点に抑えて2試合連続セーブを記録した。 「いずれは信頼を勝ち取って九回を任されるようになりたい。でも今は与えられたところでゼロに抑えるだけ」 不調の田島に代わって守護神に指名されたルーキーは謙虚に語った。昨年11月の新入団会見で「山崎さんの数字を超えて、40セーブを目指したい」とDeNA・山崎康晃投手(25)がルーキーイヤーの2015年に記録した37セーブ超えを目標に掲げた。 山崎康は三上が開幕前に故障離脱したことにより抜擢(ばってき)されたが、中日には昨季34セーブの田島がいる。先発投手とは違って守護神は1人。実績を重ねて与えられるポジションだが、最速157キロの速球に加えて、クローザーの条件でもある力勝負で三振が取れるのが鈴木博の長所。森監督は「抑え
これは、あくまでも私の“妄想”である。 6月中旬、神宮球場と東京ドームを会場にして、恒例の「全日本大学野球選手権大会」が行われた。 決勝戦で国際武道大を破った東北福祉大が14年ぶりに栄冠を手にしたわけだが、この大会を見ながら考えたことがある。 苫小牧駒澤大学のエース・伊藤大海投手の奮投ぶりと本格派投手としての素質のすばらしさはこのコラムでもお伝えした通りだが、その快投を目の当たりにしながら、ふとこんなことを考えてしまった。 「この2年生のピッチャー、あと2年間いったい何をするんだろう……?」 背丈はプログラムに「175センチ」とあるから、今の野球界では小柄なほうだが、立ち上がりから150キロ前後の速球を連発して、思いっきり腕を叩きつけるような全力投球なのに、逆球や抜け球がほとんどない抜群の安定感。構えたミットに80%近くきめられるコントロールは立派にプロ級だ。 130キロ前後のスライダーに
(パ・リーグ、オリックス0-8ソフトバンク、12回戦、ソフトバンク7勝5敗、8日、京セラ)ソフトバンクは8日、オリックス12回戦(京セラ)に8-0で大勝。柳田悠岐外野手(29)が、右翼5階席上段へ節目の2ランを放った。 「完璧でした。いい感じだと思います。まずは20本を目標にしていたので」。自身最速に並ぶ74試合目での20号到達。1点を先制した三回、なお二死一塁で西の内角直球を捉え「チームに貢献できたかな」と胸を張った。 定位置の「3番」に戻ってから3試合連続の複数安打で12打数7安打と大暴れ。3日の楽天戦(弘前)で牽制(けんせい)球が頭部に直撃するアクシデントがあったが、その後2戦連発で不安を一掃した。
(セ・リーグ、巨人6-4広島、13回戦、広島9勝4敗、8日、東京D)巨人の今村が5回2失点と粘り、6月6日以来の2勝目を挙げた。「野手の皆さんに感謝です」と打線の援護に感謝した。 140キロ台の直球に、チェンジアップやカーブで緩急を付け、許した安打は二回にバティスタに浴びたソロ本塁打だけだった。ただ、5四死球を与えるなど91球を要し「多く四球を出してしまったので、申し訳ない気持ち」と反省の言葉も口にした。 試合結果へ
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