三重県志摩市の水族館で、先月ふ化したミズダコの赤ちゃんが展示されていて、かわいらしく泳ぐ姿が人気を集めています。 三重県志摩市の水族館、志摩マリンランドでは、先月下旬にふ化したミズダコの赤ちゃん、およそ100匹が展示されています。 ミズダコは世界最大のタコと言われていて、体長が3メートル以上になるものもいますが、展示されているミズダコの赤ちゃんの体長はまだ1センチ程度です。 生まれたばかりのため足や胴体は半透明で、水槽の中で懸命に泳ぐかわいらしい姿が人気を集めていて、多くの人が足を止めて見ていました。 ミズダコの赤ちゃんは、水質の僅かな変化に弱いなど飼育が難しく、ほとんどが数か月で死んでしまうということで、水族館は長く生きてもらおうと、さまざまな飼育方法を試す予定だということです。 奈良県から訪れた男性は「ミズダコの赤ちゃんがこんなに小さいなんて驚きました。元気に大きく育ってほしい」と話し