昨今、さまざまなメディアや書籍で日本人の労働生産性が低いことが取り上げられています。 最近、久しぶりに2週間ほど日本に帰ったのですが、日本人は相変わらず夜遅くまで仕事を一生懸命やっているし、アメリカと比べるとサービス業の人たちのレベルの高さには驚かされました。 しかしながら、「労働生産性」という意味では日本は非常に低いらしく、OECDの調査において、比較された35カ国中、22位という散々な結果なのはご存知の人が多いと思います。 (公益財団法人日本生産性本部ウェブサイトより。 http://www.jpc-net.jp/intl_comparison/intl_comparison_2016.pdf) さて、このように客観的なデータにおいては日本人の生産性は世界の中でも低いのですが、これは必ずしも悪いことではなく、 日本人の生産性を下げている悪い原因と、特に悪くない原因がある。というのが、ア