冬を前にまだまだ全国から東日本大震災の被災地に寄せられる支援物資が、復興に向けて動きだした被災地の商店街の売れ行きを抑え、足かせとなっている。避難所のような食事配給がない仮設住宅に移った多くの被災者には、生活必需品を無料で賄える支援物資はありがたい存在。一方、客足が遠のいた商店街からはため息が漏れる。 (吉野淳一) 九十世帯が身を寄せる岩手県宮古市の河南仮設住宅。一日にボランティア団体が開いた物資配布会で、用意した毛布や湯たんぽの山が、あっという間に消えた。
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