PDA市場に復調の兆しが見えている。「W-ZERO3」に代表される通話型ワイヤレスPDAが救世主だ。改めてPDAのあり方を考えてみよう。 ここ数年、落ち込んでいたPDA市場に復調の兆しがある――。ガートナージャパンよると、2006年の国内PDA・ハンドヘルドPC市場は5年ぶりにプラス成長に転じ、前年比63.1%増となる40万台に回復する見込みだ。なかでも「W-ZERO3」が口火を切った通話型ワイヤレスPDAが需要を刺激し、法人向け出荷が拡大すると予想している(3月30日の記事参照)。 確かに最近、PDAを使っている人を再び見るようになってきた。個人的な話で恐縮だが「W-ZERO3」を購入したユーザーが私の周辺だけで十人前後いる。「再び」というのは、PalmなどのPDAを愛用していた人たちが、どうやらW-ZERO3をきっかけに再びPDAに戻ってきているようなのだ。 実は筆者も以前はPalmユ
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