様々な角度からSMAPに迫る連載第17弾。今回は、12月26日に終わりを迎える『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)について考察したい。放送開始から20年、SMAPの人気を不動のものとした“スマスマ”。同時にこの番組は、SMAPのマンネリと進化のベースとして、彼らの活動の根本ともなってきた。“スマスマ”は、いかにして生まれ、そして終わりを告げるのか。私たちはそれをどう受け止めるべきだろうか? ◆中居が大事にしてきたマンネリと進化、すべてのベースは“スマスマ”に 12月26日の放送をもって、『SMAP×SMAP』が終わる。 12月上旬に収録を済ませたという歌のコーナーでは、5人で「世界に一つだけの花」を歌ったことが報じられている。『SMAP×SMAP』という番組に関する考察は、すでに多くの記事を目にしてきた気がするので、このコラムでは(希望的観測も含め)一つの仮説を立ててみようと思う。 雑誌