6.レビューアーがレビュー会議を実力を認めさせる場と勘違いしていないか? エンジニアであれば、自身の知識や経験を他のエンジニアに認めてもらいたいと思うことがあるのは自然です。しかしながら、レビュー会議をその場と捉えると、レビュー会議の効率が極端に下がります。 特になじみの無いメンバー同士のような、お互いのバックグラウンドが分からない状況では、通常の会話、メールのやりとり、そしてレビュー会議も自身のアピールの場と捉え、本質的でないやりとりが増える傾向にあります。レビュー会議は参加者全員の時間を拘束して、欠陥や問題を指摘しようとするものです。チームやプロジェクトのキックオフ時や負荷が低い時期に、開発メンバー同士のバックグラウンドを知る機会を増やしておくことで、レビュー会議を知識や経験を誇示する場として捉えるレビューアーは減ります。 7.指摘に辛辣(しんらつ)な表現がないか? 必要のない厳しい言