自宅マンションで覚醒(かくせい)剤と大麻を所持していたとして、警視庁組織犯罪対策5課は覚せい剤取締法違反(所持)と大麻取締法違反(所持)の現行犯で、東京都板橋区高島平、自称会社員、長坂天神(てんしん)容疑者(33)ら同居の男3人を逮捕した。同課によると、3人は「知人から購入した覚醒剤を1グラム約6万円で密売していた」などと供述。自室で大麻草を栽培しており、大麻の密売も計画していたという。 3人は以前、大麻や覚醒剤事件で逮捕され、北海道の旭川刑務所で服役。同室だったことから知り合い、出所後に一緒に住み始めて覚醒剤の密売を始めたという。3人は「生活に困った」と供述している。 同課の調べによると、3人は今月8日午前10時35分ごろ、自室で、覚醒剤16袋(計約35・6グラム)と、乾燥大麻8袋(計239・7グラム)を所持していた。大麻草58鉢も見つかった。 3人とも尿検査で覚醒剤反応があり、覚醒剤の