22日午前8時45分ごろ、武雄市若木町の三京ステンレス鋼管佐賀工場で、タンクローリーから洗浄剤を注入していた貯蔵タンクが破裂、作業をしていた伊万里市東山代町、会社員兼子修さん(57)が下半身に洗浄剤を浴び、搬送先の病院で約10時間後、死亡した。 武雄署によると、貯蔵タンクは工場入り口近くの建物内にあり、直径約2メートル、高さ約2・5メートル、容量6千リットルのFRP製。フッ化水素酸と濃硫酸の混合液を注入していた。破裂で、底部から約1メートルの高さに、穴(縦50センチ、横60センチ)があき、洗浄剤が吹き出した。破裂時はタンク近くに誰もいなかったが、処理作業で兼子さんはタンクに近づき、洗浄剤でやけどを負った。一緒に作業していた3人にけがはなかった。 兼子さんは、洗浄剤を取り扱う仲介業者で、現場に立ち会っていた。現場は武雄工場団地内で、周囲の工場や約300メートル離れた住宅街に被害はなかった。武
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