ポール・マッカートニーによる『フレッシュン・アップ ジャパン・ツアー2018』の幕開けとなった10月31日の朝。テレビを点けると、「とくダネ!」司会の小倉智昭さんがポールについて話していた。大ファンである西武ライオンズが(同時期に開催された)日本シリーズ進出を果たせなかったことを悔やみつつ、おかげで気兼ねなく東京公演に行けるとのこと。音楽について語っているときの小倉さんは、いつだって表情がキラキラしていて最高である。 それから数時間後。同ツアーの会場である東京ドームに足を運ぶと、同じようにキラキラした笑みをそこかしこで見かけた。その年齢層は実に幅広い。制服姿の女子高生に大学生っぽい集団、カップルや子連れの夫婦、重役クラスと思しきオジサマや、1966年のビートルズ初来日も観ていそうなご年配の客まで。はたまたポールやウイングスのシャツを着た正統派(?)のファンから、They Might Be