【ソウル=豊浦潤一】韓国警察は29日、北朝鮮の対外工作機関「偵察総局」傘下の工作員(29)と中国で接触し、サイバー攻撃用ウイルスを組み込んだネット用ゲームソフトを韓国に持ち込んだとして、韓国人の無職の男(38)を国家保安法違反(反国家団体構成員との会合・通信、便宜提供、金品収受)容疑で逮捕した。 仁川地方警察庁によると男は、貿易会社社員になりすました工作員に約5000ドル(約49万円)を渡してウイルス入りゲームソフトを受け取った疑い。工作員に自分の身分証、旅券、銀行通帳の情報を渡した疑いも持たれている。 同庁の調べでは、ソフトはトランプの賭博ゲームで、北朝鮮で製作されたハッキングウイルスが仕込まれていた。男は韓国内で業者などに転売し、利益を得る目的だったとみられる。工作員は、韓国内でゲームを流通させた上で男になりすましてウイルスに感染したパソコンを遠隔操作し、サイバー攻撃を仕掛けようとして
最近、国内で大型の情報セキュリティ事故が相次ぐ中、国内のサイバーセキュリティの責任を負うセキュリティプログラムの製作に、北朝鮮プログラマーが一部参加しているという疑惑が提起された。北朝鮮は、3月のDDoS(分散サービス拒否)攻撃と4月の農協のコンピュータネットワークのマヒ事態の背後であると見られている。北朝鮮プログラマー介入説は、これまで国内の情報セキュリティシステムが北朝鮮の攻撃に力なく崩れた事態を簡単に説明できるという点で、徹底した捜査が必要だと、国内のセキュリティ専門家は口をそろえている。 10年以上、国内のセキュリティ会社の代表を務めてきた金氏は5日、東亜(トンア)日報に、最近、中国の朝鮮族ブローカーと交わしたMSNメッセンジャーの対話記録を公開した。 金氏は同日、ブローカーに「外注業務の人材が不足している」と伝え、プログラマーの人材を要請した。このブローカーは、「北朝鮮のプログラ
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