SaaS型 金融(FX/証券/銀行)プラットフォーム IIJ Raptor(ラプター)サービスは、柔軟性、パフォーマンス、利便性を追求した金融事業者(FX/証券/銀行)向けプラットフォームです。 本サービスでは、投資家向けの「チャネル機能」、注文約定やレート生成を行う「コア機能」、事業者向けの「バックオフィス機能」をご提供。お客様が運営するサービスに必要なコンポーネントを組み合わせてご利用いただけます。
Glasgow Haskell Compiler(GHC)は、関数型言語Haskellの主要コンパイラです。GHCは(並列性に加えて)並行性を主要な目的として長年開発されてきました。そのため、GHCには、 軽量スレッド(グリーンスレッド) マルチコア用の軽量スレッド・スケジューラ マルチコア上での効率的なメモリアロケータ マルチコア用のガベージコレクタ など、マルチコアで簡潔に並行性を実現するための部品が揃っています。そこで、Haskellで Web サーバなどの並行プログラムを書き、GHC でコンパイルすれば、マルチコア環境でスケールするのを期待したくなります。 残念ながら GHC 7.6.3 までは、入出力を司るIOマネージャの実装にボトルネックがあり、マルチコア環境でスケールしませんでした。エール大学のAndreas Voellmy氏と筆者は、IOマネージャの改良に取り組み、その成果
はじめに SPDY(スピーディと読みます)は、GoogleがWebの表示を高速化するために開発した、新しいプロトコルです。新しいと言っても、今後普及が見込まれるような新技術ではなく、既に実用化され多くの方が日常的に利用しています。 現在ChromeやFirefox、Operaのブラウザを使われている方は、Googleのサービスやtwitterにアクセスしていると、実は全く気付かないうちに、このプロトコルを利用しています。 SPDYは2010年6月にリリースされたChromeのバージョン6安定版からデフォルトで有効になっており、Chrome利用者はこの新技術を3年以上も利用していることになります。 一般のユーザはSPDYを使っているかどうか、どうしたらわかるのでしょうか? Chromeでは、"SPDY Indicator"という便利な拡張機能を提供しています。また同種のツールは、Firefo
UNIX系のOSで利用できるWebサーバの性能測定ツールといえば、Apache Benchやhttperfを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。これらの計測ツールは、残念ながら最近の高速なWebサーバを計測するには非力です。この記事では、高速なWebサーバにも負けないweighttpの使い方を紹介します。 weighttpとは何か weighttpは、Webサーバlighttpdの開発者が実装したWebサーバの性能測定ツールです。以下のような特徴を持ちます。 Webサーバのスループット(リクエスト毎秒)を測定できる ネイティブスレッドを複数起動し測定性能を向上できる libevを利用することで、モダンなポール・システムコールを利用する Apache Benchによく似たコマンドラインオプションを持つ 2.は Apache Benchやhttperfにはない機能です。ここが決定的に異な
今、ソフトウェア開発者の中で注目されている「Node.js」。本記事の前半は、Node.jsが誕生した背景とこれまでの歩みといった概要について紹介します。後半では、Node.jsのアーキテクチャの概要や今後の課題や展望など技術的な内容について説明します。なお、Node.jsの正式名称はNodeです。他と区別したい時にNode.jsと呼ぶことになっていますが、ここでは初めてNode.jsを知る方にもわかりやすいよう記載名をNode.jsで統一します。 Node.jsが生まれるまで 1995年に誕生したJavaScriptは、ブラウザ上で動作するスクリプト言語として開発されました。当初はJavaScriptの実行速度も遅く、セキュリティの問題も数多く発生したため、ブラウザのJavaScriptの機能をオフにすることが一般的に推奨されていた時期もありました。その後、個人向けサービスを中心に多様な
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く