民主党の鳩山由紀夫代表は13日夜、麻生太郎首相が北朝鮮に出入りする船舶の貨物検査を可能とする法整備に協力を呼び掛けたことに対し、「北朝鮮の暴挙に国連安全保障理事会が全会一致で採択した決議は極めて尊重されるべきだ。法改正が必要なら、民主党も当然協力すべきだ」と述べ、与党との協議に前向きに応じる考えを示した。 法整備に向けた国会審議で衆院解散・総選挙が先送りされるとの見方については「解散と切り離して議論すべき喫緊の課題だ」と指摘。民主党が対案を出すかに関しては「党内で議論しているので、それを待ちたい」と述べるにとどめた。千葉市で記者団に答えた。