女優柴咲コウ(35)が主演し、6日に放送されたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜午後8時)の第31話の平均視聴率が、関東地区で10・6%だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。前週は11・3%だった。これまでの最低だった4月30日放送第17話の11・0%を下回り、自己最低を更新した。 同作は男が絶えた井伊家を「男」を名乗って守り抜き、後に徳川四天王の1人に数えられ彦根藩の藩祖となった井伊直政、幕末の大老として知られる井伊直弼へと子孫をつないだ女領主・井伊直虎を主人公とした物語。 6日の回は、井伊直虎(柴咲コウ)は今川氏真(尾上松也)の命に従い、徳政令をうけいれる。これは井伊谷が今川の直轄地となり、井伊家が取りつぶしになることを意味していた。直虎と小野政次(高橋一生)はいったん今川家に従うふりをして時を待ち、裏で徳川家康(阿部サダヲ)と手を組むことで井伊家復活を図るという策