・政府は通信・ISPの動きは把握しておらず、要請もしておらず、各社の動きもバラけている。 ・名指し3サイトは事実上死んでおり、現時点でのブロッキングは緊急避難の要件を満たしそうにない。 ・ブロッキング対策より法整備論を急ぐ状況にあり、タスクフォースもメンバー含めなお調整が必要。
名門校出身者たちを目の当たりにして 教育と格差の問題といえば、しばしば話題にのぼるのが東大生の親の年収である。2014年の調査によれば、東大生の育った家庭の半数強が、年収950万円以上の比較的裕福な家庭だという。 ここで問題視されているのは、階級の固定化である。つまり、裕福な家庭は多額の教育費を支払うことができるので、子供は高学歴化する傾向にある。学歴と収入は比例することが多い。結果的に、金持ちの家系はいつまでも金持ちだし、逆に貧乏人はいつまでも貧乏から抜け出せない――という問題だ。 だが、こうした問題提起に出くわすたび、いつも「ある視点」が欠けていると私は感じる。それは都市と地方の格差、地域格差である。 田舎者は、田舎に住んでいるというだけで、想像以上のハンディを背負わされている。 あらかじめ、どんな地域で育ったどんな人物がこの記事を書いているのか、簡単に紹介しておこう。 私は高校時代ま
<要旨> ●4月17日の東京新聞「こちら特報部」が、働き方改革関連法案に含まれる大胆な規制緩和策である高度プロフェッショナル制度(高プロ)の審議過程に、大きな問題があったことを指摘した。 ●2014年の労働政策審議会に提示されたアンケート調査結果は、「新たな労働時間制度」(高プロ)へのニーズがあることを示すものとして事務局から提示されたが、「今のままでよい」「変えたほうがよい」の二択という不自然なものだった。 ●「変えたほうがよい」の割合が規制緩和を支持しているものと見ることはできない。二択という尋ね方そのものが、高プロの「導入ありき」の審議に沿ったアンケート調査結果を出せるように、意図的にゆがめられたものだったと考えられる。 ●裁量労働制は労働政策審議会に提示したデータに問題があったことによって法案からの撤回に至ったが、高プロも審議過程に問題があったことが明らかになった。 ●「ニーズに応
『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点(講談社+α文庫)』(木暮太一/講談社) 日本の労働問題には根深いものがある。給与、長時間労働、ブラック上司、非正規雇用…。人生で誰もが一度はその問題にぶち当たったことがあるはずで、もはや日本の文化として完璧に根付いた気配すらある。その問題を解決しようと政府が推し進めるのが「働き方改革」だ。しかし議論している中心は国や自治体、経営者ばかりで、当の労働者側の意見は置いてけぼり。「いかに従業員から出る不満を減らせるか」という「働かせ方改革」にすら感じるから悲しい。 働き方改革なんて期待できない。こんなに毎日頑張っているのに、なぜ将来の不安が増すんだろう。そんな疑問に答える1冊がある。『人生格差はこれで決まる 働き方の損益分岐点(講談社+α文庫)』(木暮太一/講談社)だ。本書は、資本主義の構造を根本から理解することで、私たちの苦しい労働環境の原因を解き
かつて社員のやる気を引き出せると思っていた無能経営者の話を書きたいと思います。その無能経営者とは私のことです。以前は会社トップとして、従業員のやる気を引き出そうと必死でしたし、引き出せると信じていました。でもそんなことは結局できませんでした。 昨日は社員のやる気に関して、こんなブログ記事を書きました。 社員のやる気を奪う業務改善7つの法則 ここに書いてあることは全て私がかつて実際に行ってきたことばかりです。私が行ってきたことは、社員のやる気を引き出すことではなく、社員のやる気を奪うことでした。 どうやったら社員のやる気を引き出させることができるのか。 経営者として散々悩んで失敗も繰り返し、考え抜いたあげくに私が導き出した結論は、自分には経営者として社員のやる気を引き出すことなどできないということでした。 昨日書いたブログの内容と一見矛盾するようですがそうではなく、私が上司としてできることは
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