2010年02月18日 一日3杯以上のコーヒーで、慢性C型肝炎の進行リスクが半減。 米国の進行慢性C型肝炎の患者766人を3.8年追跡したところ、コーヒーを飲まないグループと比べて、一日3杯以上飲むグループでは、病気の進行(肝疾患による死亡、肝がん、食道静脈瘤破裂、肝繊維化の進行など)のリスクが53%低かった。論文はHepatology 2009年11月号に掲載された。 研究は、ペグインターフェロンとリバビリン治療が効果のない進行慢性C型肝炎患者に、低用量のペグインターフェロンα-2aの長期投与(3.5年)と無治療とを比較するランダム化比較試験のデータを使って行なわれた。低用量ペグインターフェロンα-2aは病気の進行を防ぐ効果がないという結果が、2008年のNew England Journal of Medicineにすでに報告されている(論文要旨)。 今回の論文では、コーヒーの非飲