「BS世界のドキュメンタリー」では、今年(2010年)4月に大地震に見舞われた中国・青海省で行われた民間の疎開プロジェクトをとりあげる。 青海省で発生したマグニチュード7.1の大地震は、2700人の命と10万人の家を奪った。被災地には200人の孤児が残されたが、養護施設も被災し、十分な保護はできなくなった。 そこで復旧の見込みがたつまでの3か月間、120人の孤児たちを北京の学校に疎開させる民間プロジェクトが動き出した。中国ではこれまでに例のない試みで、カウンセラー、教員、医療関係者、学生ボランティアなど20人のスタッフが孤児たちと寝食をともにして、心のケアを行った。 北京という都会での生活は震災孤児たちにどんな変化をもたらしたのか。中国で生まれつつあるボランティアの潮流は根付いていくのか。番組は疎開学校の取り組みを通して中国の現実を見つめる。 *BS世界のドキュメンタリー シリーズ 世界に
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