出典:日経SYSTEMS 2012年1月号 pp.48-53 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 大震災後、データセンターの選定基準が変わった。停電対策、地震対策、広域分散、防犯に分けて、最新センターの“すごい”設備・サービスを紹介する。 仙台市内に本社を置く今野印刷は2011年夏、自社オフィスに設置していたメールとWebサイトのサーバーを外部のデータセンターに移した。東日本大震災に見舞われたとき、それらのサーバーが使えなくなった教訓を踏まえた処置で、「コストだけでなく停電対策、地震対策、広域分散を考慮に入れてデータセンターを選んだ」(取締役 ネット事業部 本部長 木村真氏)。 コスト以外の要素も重視したことは、選んだデータセンターの所在地にも表れている。本社がある仙台から遠く離れた、関西のデータセンターを選んだのだ。「万が一また仙台の本社が大地震に見舞われ
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